「九州アントレプレナークラブファンド」設立のご案内

九州の地元銀行 4 行・中小企業基盤整備機構と共同出資

株式会社ドーガン・アドバイザーズ(略称 DA、本社:福岡市 代表取締役 森 大介)は、本日、100%子会社である株式会社ドーガン・インベストメンツ(略称 DI、本社:福岡市 代表取締役 森 大介)を通じて「九州アントレプレナークラブ投資事業有限責任組合」(愛称:九州アントレファンド)を設立いたしましたことをお知らせします。

当ファンドは、九州の地元銀行 4 行(株式会社十八銀行、株式会社筑邦銀行、株式会社西日本シティ銀行、株式会社豊和銀行[50 音順])と独立行政法人中小企業基盤整備機構(略称 中小機構)を有限責任組合員とし、DI が無限責任組合員となってファンドの運営・管理を行うベンチャーファンドで、ファンド総額は 11 億円程度となる見込みです。当ファンドは、DI が 2006 年に設立した「チャレンジ九州・中小企業がんばれファンド」のスキームを踏襲したベンチャーファンドとなります。ファンドの運営においては、ドーガンが創業以来獲得してきたハンズオン支援のノウハウや人的ネットワークを最大限活用し、当社の理念である「九州経済の活性化」に資する所存です。

■ 当社の考える「地域型ベンチャーファンド」について
当ファンドは、DI が設立した「チャレンジ九州・中小企業がんばれファンド」のスキームを踏襲したベンチャーファンドであり、IPO を指向しないベンチャー・中小企業に対しても、優先株式、新株予約権付社債等、様々な形態での支援を行うことで、ベンチャー・中小企業の新規事業展開、第二創業を幅広くサポートする事を至上の目標といたします。
当ファンド最大の特徴は、従前のファンドに比べ、IPO という出口戦略を描ききれないより早い成長ステージのシード・アーリーベンチャーに対しても、最新のファイナンス手法により少額投資を行う事が可能な点であり、小ロットのハンズオン投資を広く行う事で、九州のアントレプレナーによるベンチャー起業をワンストップ、継続的に支援してゆくことが可能となるところです。
当ファンド設立の背景には、世界的な不況を引き起こした件のリーマンショック以降、現在までに IPO を果たした九州域内の企業は 5 社程しかいない一方で、「チャレンジ九州」での投資経験上、シード・アーリーベンチャーながらも有力な技術力を持つ企業は非常に多く、歴史的にもベンチャースピリットを醸成する風土の色濃い九州で、そのような志の高いアントレプレナーを IPO 指向の有無に関わらず支援して行く事が九州の活性化には肝要であると感じたことが挙げられます。また、彼等の多くは資金支援はもとより、販路・技術面でのネットワーキングや経営管理の簡素化などの問題を抱えており、弊社のハンズオンによる投資支援がニーズにマッチするとも考えています。
九州域内の支援環境としては、現在地域金融機関や七社会などの民間大企業によるベンチャー支援の気運が高まっており、行政による支援や一部のエンジェル投資に前向きな篤志家、インキュベーション施設の充実なども併せ、ベンチャー支援のツールは数多く存在しています。しかし、ひとつひとつが個々の動きをしているため、アントレプレナーがそれらの支援を受けるためには、製品開発や成長戦略を描くための時間の多くを支援者への対応に割かなくてはいけない現状が問題となっていると感じています。そこで、当ファンドでは、資金支援に加え、従来から持つ弊社のノウハウやネットワークを活かし、ワンストップでのベンチャー支援を行うことが出来るような、ハンズオンによる投資というスタイルを採用しています。
そのようなシード・アーリーベンチャーへの具体的な投資スタイルとしては、償還条項付の優先株式や転換社債等を中心にし、買戻し価格には上限を設けるなどの「ミドルリスク・ミドルリターン」型の投融資を考えています。1 社当たりの投資額は小ロット(5~10 百万円程度)から可能とし、ファンド全体で最大 50 社程度の継続的に地域経済の活性化に貢献できる企業のポートフォリオを組む事を想定しています。勿論、従来のようにレイター期のベンチャーや中小企業の新規事業創造などへも投融資を行い、広い意味でのアントレプレナーの育成を行います。

詳細はPDFをご覧ください。

 2012.10.01 「九州アントレプレナークラブファンド」設立のご案内