「チャレンジ九州・中小企業がんばれファンド」投資決定のお知らせ

個人・SOHO 向け新サービス「O-RID KYBER(オーリッド カイバー)」を開発
株式会社オーリッドに投資実行

 

株式会社ドーガン・インベストメンツ(本社:福岡県福岡市 代表取締役 森 大介)は、当社が運営を行い、株式会社西日本シティ銀行、株式会社九電工、独立行政法人中小企業基盤整備機構(中小機構)が出資をしております「チャレンジ九州・中小企業がんばれ投資事業有限責任組合」(略称:チャレンジ九州・中小企業がんばれファンド)を通じ、株式会社オーリッド(本社:大分県別府市 代表取締役 三浦 雅弘 以下、「同社」)に対して 100 百万円の投資を致しました。

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同社は、NTT データなどを主要顧客とし、独自に確立したデジタルデータ化ソリューション「O-RID」により、紙データのデジタル化作業を代行する BPO サービスを提供しています。従来の入力代行と異なり、顧客からスキャンデータを受領し、それをカテゴリごとに分割してデータセンターへ送信、生産管理技術を駆使して国内外のセンターにてエントリ作業を行うことにより、高セキュリティ・高品質・短納期・低価格を実現しています。2009 年12 月期の売上高は約 37 億円で、今後は国内大手企業だけでなく、個人・小規模事業者や、海外顧客の取り込みも視野に入れています。当社の新規事業として、その高精度のデジタル化技術を、個人・小規模事業者向けサービスに進化させたのが「O-RID KYBER(オーリッド カイバー)」です。当社ウェブサイトにて無料でダウンロードできる専用のソフトウェアを利用し、デジタル化させたいデータをKYBER ストレージサーバにアップロードすることでデジタル化作業を発注することができます(無料の iPhone 専用アプリを利用することで、iPhone からのアップロードも可能)。送信されたデータは、国内・海外のデータセンターにてデジタル化作業を行い、最速 10 分でテキストデータに変換されるというサービスです。テキスト化したデータはコピー&ペーストで各種文書に転用可能で、デジタル化のオーダー件数や納期、に応じて月額 0~30,000 円のサービスプランが整っています。
当該サービスの立ち上げのための資金として、豊和銀行などからの資金調達を行うと同時に、本ファンドにて 100 百万円の無担保新株予約権付社債の引受を行います。

当社といたしましては、地元九州にありながら、独自のビジネスモデルを構築し全国区の顧客基盤を有し、今後の高い成長性を期待出来る企業であること、かつアジアへの展開を強く志向し、積極的な海外展開を手掛ける企業として、当ファンドによる支援の意義は十分に見出されると考えられるため、この度投資を決定致しました。
※BPO(Business Process Outsourcing)とは、企業などが自社の業務の一部を外部の専門業者に企画・設計・運営まで一括して委託すること。企画立案の段階から当該業務システムだけでなく業務そのものを含めて丸ごと外部企業に委託する。導入効果としては、より低い業務コストで従来よりも高い品質のサービスを調達できることが挙げられる。

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 2010.12.08 「チャレンジ九州・中小企業がんばれファンド」投資決定のお知らせ(株式会社オーリッド)