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15周年のご挨拶

2019年8月をもって、株式会社ドーガンは設立15周年を迎えることができました。
「金融の地産地消」「愛情投資銀行」を標榜し、九州地域の経済活性化に貢献できたらと15年前に設立した小さなベンチャー企業は、九州出身の金融・事業戦略のスペシャリスト30名を抱える全国随一の地方独立系投資銀行グループに成長することができました。

思えばこの15年間、ライブドアショック(2006)・リーマンショック(2008)・東日本大震災(2011)・熊本地震(2016)など、地方経済も幾多の恐慌や天災によって大きく揺さぶられ、そのたびに弊社も荒波に揉まれる小舟のように何度も難しい局面に遭遇いたしました。どうにか航海を続けてくることができたのは、地域経済を「どげんかしたい」という、皆さんの九州への郷土愛に支えられてこそではなかったかと思い返しております。

この度、15周年を迎えることのできたことへの皆様への恩返しの気持ちを込めて、「九州の未来を語る」と題した公開トークセッションを開催したいと思っています。

我々が九州の中小企業と向き合い続けてきたこの15年のあいだでも、中小企業の抱える課題感は時代の変遷に合わせて変わり続けているように思います。創業期の2000年代前半には、M&A・企業再生のような耳慣れないキーワードが各所で謳われ、その後リーマンショックを機に経営の合理化・効率化に関心が向かい、ハゲタカファンドなるものの登場によって「会社は誰のものか」という議論が巻き起こりました。2010年には中国のGDPが日本を逆転。中小企業が成長するアジア市場とどう向き合うかという課題が浮き彫りとなりました。2013年、アベノミクスでは大企業の株価高騰と中小企業の経営実態の乖離を目の当たりにし、時を経て令和の時代に至るまで景気好転の実感が湧かないというジレンマを味わっています。

しかし今、新しい時代を迎え、「地方の時代」「地方創生」といった我々を勇気づけてくれるような言葉が生まれ、それを象徴するような事例も全国各地にみられるようになってきました。働き方や生き方、お金についての価値観についても大きな変化の兆しがみられ、もしかすると資本主義そのものが大きく変わってしまう可能性さえあります。

世界中でパラダイムシフトが巻き起こるなか、「地方から日本を変えたい」という熱い思いを持った若き「同志」のお三方をお招きし、地方の時代で九州はどうなっていけばよいのか、地方企業そして我々自身は何を思い、どう変わっていけばよいか、皆さんと一緒に考え抜いてまいりたいと思っています。熱意ある方々のたくさんのご参加、楽しみにしています。

株式会社ドーガン 代表取締役社長
サイン

シンポジウム開催要項

2019年10月8日(火)16:00~18:00
アクロス福岡 地下2階イベントホール

福岡県福岡市中央区天神1丁目1番1号 GoogleMapで開く

会費:無料

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タイムテーブル

16:00-16:05 オープニング

16:05-16:45 基調講演「地方創生」の本質

木下 斉(きのした ひとし)
一般社団法人エリア・イノベーション・アライアンス 代表理事
熊本城東マネジメント株式会社 代表取締役

1982年東京都生まれ。00年、早稲田大学高等学院在学中に株式会社商店街ネットワークを起業。一橋大学大学院商学研究科修士課程修了後、08年熊本城東マネジメント株式会社、09年AIAを設立。全国各地の地域事業に出資、経営参画する傍ら、東洋経済オンラインや独自メディアAIR、書籍を通じて地方に関するリアルな情報を発信。
15年東北芸術工科大学と都市経営プロフェッショナルスクールを開校、既に250人以上が修了。

《著書》
「地元がヤバイと思ったら読む地域再生入門」(ダイヤモンド社)
「福岡市が地方最強の都市になった理由」(PHP研究所)
「稼ぐまちが地方を変える 誰も言わなかった10の鉄則」(NHK出版新書)

16:45-17:45 パネルディスカッション「九州の未来を語る」

村岡 浩司(むらおか こうじ)
株式会社一平ホールディングス 代表取締役社長

”世界があこがれる九州をつくる”を経営理念として、九州各地に多数の飲食店舗を経営する一方、食を通じたコミュニティ活動にも取り組んでいる。オール九州の素材を使って作られた「九州パンケーキ」ブランドは、台湾、シンガポールへ進出。アジア全域でのグローバル展開を目指す。
また、廃校となった小学校をリノベーションした本社(MUKASA―HUB)は地元起業家が集まるローカルベンチャー育成の拠点となっており、「九州廃校サミット」の代表発起人として九州全県での廃校ネットワークによる九州の活性化を目指す。著書に「九州バカ 世界とつながる地元創生起業論(発行=文屋 発売=サンクチュアリ出版)」

山田 敏夫(やまだ としお)
ファクトリエ 代表

1982年熊本県生まれ。大学在学中、フランスへ留学しグッチ・パリ店で勤務。卒業後、ソフトバンク・ヒューマンキャピタル株式会社へ入社。2010年に東京ガールズコレクションの公式通販サイトを運営する株式会社ファッションウォーカー(現:株式会社ファッション・コ・ラボ)へ転職し、社長直轄の事業開発部にて、最先端のファッションビジネスを経験。
2012年、ライフスタイルアクセント株式会社を設立。2014年中小企業基盤整備機構と日経BP社との連携事業「新ジャパンメイド企画」審査員に就任。2015年経済産業省「平成26年度製造基盤技術実態等調査事業(我が国繊維産地企業の商品開発・販路開拓の在り方に関する調査事業)」を受託。年間訪れるモノづくりの現場は100を超える。著書「ものがたりのあるものづくり(日経BP社:2018年)」

木下 斉(きのした ひとし)
一般社団法人エリア・イノベーション・アライアンス 代表理事
熊本城東マネジメント株式会社 代表取締役
林 龍平(はやし りょうへい)
株式会社ドーガン・ベータ 代表取締役パートナー

住友銀行、シティバンク、エヌ・エイを経て、ドーガン参画。主にベンチャー支援業務に取り組む。3本総額31億円のベンチャーファンド立ち上げを行い、これまでに約30件の投資を行ったほか、起業家支援のためのシリコンバレー型コワーキングスペース「OnRAMP」を開設、地元起業家のコミュニティ形成支援を行っている。

17:45-18:00 クロージング

森 大介(もり だいすけ)
株式会社ドーガン 代表取締役社長

日本長期信用銀行、シティバンク、エヌ・エイを経て、2004年ドーガンを設立。
主に九州地区の地場企業に対し、事業承継・再生・M&A・ベンチャー支援等の投資銀行業務を提供。経済合理性のみを追求する投資ファンドとは一線を画し、徹底したハンズオンで中長期的視点に立って企業価値を向上させていくことを特徴とする地域特化型の事業承継や再生やベンチャーなどの各種投資ファンドを運営。

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